Yahoo!ニュース

大隅智子

大隅智子

認証済み

気象解説者/気象予報士/防災士

報告

アメリカは竜巻の発生数が多く、年平均で約1,300個(2004~2006年)の竜巻が確認されていて、5月と6月が最も多く、12月~2月は少なくなっています。 今回は12月ですが、過去10年で最悪の竜巻が発生したと言われています。 記録的な暖かさだった所に上空に強い寒気が入って大気の状態が非常に不安定になったためと見られます。 最近では、2011年5月22日、ミズーリ州で発生した竜巻(F5)で死者158名が記録されていて、アメリカでは、竜巻による人的被害が毎年報告されています。 日本では、年に平均で25個程度、竜巻の発生が確認されています。(2007~2015年、海上竜巻を除く)。 竜巻が発生しそうな時は、気象庁は「竜巻注意情報」を発表し、積乱雲の兆候を感じた時は、頑丈な建物に避難するよう呼びかけています。 窓のない部屋、トイレ、お風呂、地下などへの避難が比較的安全だと言われています。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった435

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

コメンテータープロフィール

大隅智子

気象解説者/気象予報士/防災士

広島市出身。フェリス女学院大学英文学科卒業後、NHK松山放送局やNHK-BSニュースなどでキャスターを勤める。2006年に気象予報士を取得し、NHK名古屋放送局、広島テレビ、NHK盛岡放送局で気象キャスターを務めた後、現在はNHK広島放送局で気象情報を担当。災害が多発する中、「命を守る行動」を起こしてもらえるような、分かりやすい解説を目指している。講演や執筆も行う。趣味はヨガで、ヨガインストラクターでもある。全米ヨガアライアンス200時間修了。マラソンや登山、温泉も楽しんでいる。

関連リンク(外部サイト)

大隅智子の最近のコメント