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西尾典文

西尾典文

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野球ライター/野球ジャーナリスト

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補足現地で取材していました。 前日もリリーフで登板していたこともあってか、立ち上がりは少し抑えめに投げているように見えましたが2回、3回と徐々にスピードが上がり、終盤まで140キロ台中盤をコンスタントにマークしていました。春の全道大会では課題だったコントロールもこの日は安定しており、7回を投げて0四球(1死球)だけにまとめています。試合後、北照の上林監督に少しお話を聞けましたが、今日の投球は高く評価していました。 今年の高校生の左投手ではストレートに関しては間違いなく屈指の存在と言えます。緩急をつける大きいカーブも面白いボールで、あとは速い変化球のレベルが上がってくるかがポイントではないでしょうか。この日も多くのスカウトが視察に訪れていましたが、この日のような投球を南北海道大会でも見せることができれば、本人が目標と話している高校からのプロ入りの可能性も高くなるでしょう。

コメンテータープロフィール

西尾典文

野球ライター/野球ジャーナリスト

1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から専門誌に寄稿を開始。修了後も主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、AERA dot.、デイリー新潮、FRIDAYデジタル、スポーツナビ、BASEBALL KING、THE DIGEST、REAL SPORTSなどに記事を寄稿中。2017年からはスカイAのドラフト中継でも解説を務めている。ドラフト情報を発信する「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも毎日記事を配信中。

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