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西尾典文

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野球ライター/野球ジャーナリスト

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補足一昨年は8勝9敗、昨年は6勝11敗と2年続けて負け越し、今年は5年連続で務めていた開幕投手からも外れるなど勝負のシーズンとなりましたが、ここまで9試合に先発して全て5回以上を投げ切り、防御率も1.07と見事な復活を果たしました。 ストレートのスピードは昨年と比べても少し落ちていますが、最大の武器であるカットボールの威力は健在です。また変化の大きさにバリエーションをつけ、フォークやシュートを時折混ぜるなど、スタイルをマイナーチェンジしたことも結果に繋がっているのではないでしょうか。この日も奪った三振はわずかに2個でしたが、バットの芯を上手く外して打ちとるシーンが目立ちました。 今年で33歳とベテランとなりましたが、これまでもスタイルを変えて選手寿命が延びた投手も多いだけに、今後もまだまだ先発として活躍してくれることを期待したいですね。

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コメンテータープロフィール

西尾典文

野球ライター/野球ジャーナリスト

1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から専門誌に寄稿を開始。修了後も主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、AERA dot.、デイリー新潮、FRIDAYデジタル、スポーツナビ、BASEBALL KING、THE DIGEST、REAL SPORTSなどに記事を寄稿中。2017年からはスカイAのドラフト中継でも解説を務めている。ドラフト情報を発信する「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも毎日記事を配信中。

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