解説神谷氏は京大卒、全学連委員長から党勤務員になった共産党エリート。福岡市長選の候補者になったこともあります。松竹・鈴木両氏の除名に続く、今回の神谷氏の除籍・解雇は衝撃的ですが、共産党は最近、SNSで党に批判的な発言をした党員を相次いで除籍しています。護憲や立憲主義を掲げ、人権の擁護を唱える共産党が、こんなことをして許されるのでしょうか。 過労死訴訟で有名な川人博弁護士は、松竹氏の裁判を支援する集会で、こう語っています。「人権侵害というのは、国家権力との関係でももちろんありますが、様々な自分が勤務している、あるいは加入している団体との関係で発生します。その最たるものが勤務先の企業との関係であります」。「優越的な地位を利用して、組織的にハラスメントが行われている。これが残念ながら、人権と民主主義を日本社会に、ということを目標にして活動しているはずの政党において起こっていることであります」。
コメンテータープロフィール
専門は日本政治外交史、現代日本政治論。近著に、『自民党―「一強」の実像』中公新書、『自公政権とは何か』ちくま新書、『日本共産党』中公新書など。
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