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中井彰人

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株式会社nakaja lab 代表取締役/流通アナリスト

報告

見解即配をウリにする7NOWの拡大に踏み切った以上、既存宅配の定番メニューは扱いたいところ。中でも、冷凍でロスが出にくく、工場生産で品質も担保出来、オーブンで焼くだけで届けられるピザから導入する、というのは理に適っているだろう。宅配ピザを頼むシーンは、一人で小さめのピザを食べるというよりは、家族が揃っている時、来客がある時、だと想定すれば、ピザを頼んでもらえば、その他の惣菜、飲料などもセットで注文してもらえる場合が増える。一回の受注金額を上げていくためにも、ピザはかなり有効な商品になるはずだ。注文金額が大きくなって、加盟店の売上にも貢献するなら、7NOWは、加盟店の納得感も得られるようになる。この結果がどうなるか、7Nowの成否にも影響するのではないか。

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  • 田矢信二

    コンビニ研究家

    解説セブン-イレブンのデリバリーサービスの強みを明確化させるのにピザ業界をターゲットにするのは良いと思い…続きを読む

コメンテータープロフィール

中井彰人

株式会社nakaja lab 代表取締役/流通アナリスト

みずほ銀行産業調査部で 小売・流通アナリストに10年以上従事。2016年同行を退職後、中小企業診断士として独立、開業。同時に、慶應藤沢イノベーションビレッジでベンチャー支援活動を開始。並行して、流通関連での執筆活動を継続し、TV出演、新聞、雑誌などへの寄稿、コメント提供、講演活動などを実施中。2016年よりITmediaビジネスオンライン「小売流通アナリストの視点」、2021年よりビジネス+IT「流通戦国時代を読み解く」 を連載中2020年よりYahoo!公式コメンテーター。2021年8月「図解即戦力 小売業界」(技術評論社)を発刊。

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