見解ここ最近、様々な媒体から「松本さんはどうすれば良かったか?」「どうすれば戻れるか?」と取材を受けていますが、事実関係以外の対処については、たけしさんの解説が完璧だと感じます。 私はたけしさん同様、事態を収拾するならさっさと認めて謝ってしまうのが一番だと思います。たけしさんが述べられた「時代の違い」というポイントが決定的に重要で、絶対的正義も正解もありません。 フライデー事件をリアルタイムでハラハラ見ていた私は、たけしさんご自身も都度状況を読みつつ復活戦略を、試行錯誤しつつ実行したと思っています。 完全な「真実」など何をやっても証明はできないでしょう。肝心の松本さんご自身が強い復活意欲を持たない限り、小手先の方法で何とかなることではないと考えます。
コメンテータープロフィール
東北大学特任教授/人事コンサルタント/産業カウンセラー。コミュニケーション専門家として企業研修や大学講義を行う中、危機管理コミュニケーションの一環で解説した「謝罪」が注目され「謝罪のプロ」と命名されるが、実はコミュニケーションとキャリアデザインのWメジャーが専門。ハラスメント対策、就活、再就職支援など、あらゆる人事課題で、上場企業、巨大官庁から個店サービス業まで担当。理系学生キャリア指導の第一人者として、日本初の理系専用キャリアガイドを著わし、理系マイナビ他Webコンテンツも多数執筆。30代に会社を辞め、自費によるロンドン大学大学院留学でキャリアチェンジを果たしたリスキリング先駆者。