解説6月2日のOPECプラスの減産延長決定後も原油価格は低下傾向を示し、一時は73ドル台まで下げたWTI先物価格もその後じりじりと値を戻している。6月17日の終値は80.33ドルとなり、ほぼ1か月ぶりに80ドル台に戻した。需要拡大の可能性とOPECプラスの価格下支え姿勢が影響を及ぼしているものと考えられる。80ドル台の原油価格は歴史的に見れば高い水準にある、と言わざるを得ない。今後も需給要因や地政学リスク要因に反応して、不安定な原油価格動向が続くものと考えられる。エネルギーコスト全体や経済・暮らしに大きな影響を及ぼす原油価格の動きに注意していく必要がある。
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専門は国際エネルギー情勢の分析とエネルギー政策の研究。エネルギー安全保障問題やエネルギー地政学に詳しい。
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