Yahoo!ニュース

川端康生

川端康生

認証済み

フリーライター

報告

見解アジアカップメンバーも、斉藤や三戸などこの遠征で招集された選手たちも、それぞれのパフォーマンスを発揮しました。特に斉藤は立ち上がりから攻撃のインパクトとなってましたね。。3バックからダイアゴナルにロングボールを入れる日本の攻撃にもはまっていました。 チームとしてもマイボールではボールを動かしてビルドアップ、選手もポジションを変えながらギャップに顔を出し、フリーで仕掛けられることが多かった。ボールを失った後のスイッチングも速く、攻守に隙のない戦いだったと思います。 もちろん強化試合なので、相手が日本のことを本気で分析・対策していたわけではありません。DFラインから藤田へボールを入れさせないようにケアしているように見えましたが、そこを飛ばされるとアメリカに対策はもうありませんでした。 その意味で、五輪本番ではこれほど楽にプレーできるわけではないことは付け加えておきたいと思います。

コメンテータープロフィール

1965年生まれ。早稲田大学中退後、『週刊宝石』にて経済を中心に社会、芸能、スポーツなどを取材。1990年以後はスポーツ誌を中心に一般誌、ビジネス誌などで執筆。著書に『冒険者たち』(学研)、『星屑たち』(双葉社)、『日韓ワールドカップの覚書』(講談社)、『東京マラソンの舞台裏』(枻出版)など。

関連リンク(外部サイト)

川端康生の最近のコメント