補足「花咲舞が黙ってない」というと、杏さんのイメージを抱く方が多いかもしれませんが、ここしばらく女優としての成長著しい今田美桜さんが、現在好演されています。 半沢直樹といえば、記事にもある通り紛れもなく堺雅人さんのイメージですが、原作は池井戸潤さんです。その池井戸さんが、今回のドラマでは今田美桜さんを花咲舞役に推したとも伺っています。 これまでの半沢直樹のイメージを踏襲する形でのキャスティングになるのか、あるいは意外性に富んだ大胆な起用となるのか、いずれにしても大いに楽しみなところです。 今夜の放送以降、視聴者からさまざまな意見が飛び交うことも作り手の皆さんはきっと想定していることでしょう。局を超えて大変面白い、興味深い試みだと思います。 ちなみに今田さんは、かつてTBSのSPドラマ「半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ」（2020年1月3日放送）に出演されたことも記憶に残っています。
コメンテータープロフィール
同志社女子大学メディア創造学科教授 コラムニスト 。早稲田大学政治経済学部卒 関西学院大学大学院文学研究科博士課程中退毎日放送(MBS)プロデューサーを経て現職 。専門は「メディアエンターテインメント論」。朝日放送(ABC)ラジオ番組審議会委員長 /スポーツチャンネルGAORA番組審議会副委員長 日本笑い学会理事/「影山貴彦のテレビ燦々」(毎日新聞)等コラム連載。著書に「テレビドラマでわかる平成社会風俗史」「テレビのゆくえ」「おっさん力」等
