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影山貴彦

影山貴彦

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同志社女子大学教授/コラムニスト

報告

解説倉本聰さん、山田太一さん、向田邦子さんの3人を指して脚本家「御三家」と呼ばれることが多いですが、小山内美江子さんは、その3人と共に並び称されるおひとりだと思います。 ドラマを評価する上で脚本家の力は半分以上ではないかと常々考え、大学の講義でも学生たちにそう伝えています。小山内さんは日本のドラマのステイタスを高めた功労者であることに疑いはありません。 記事を読むと、小山内さんの人生が朝ドラの「虎に翼」のヒロインと重なるように感じました。法曹の世界と放送の世界は全く違うようでありながら、相通ずる事が数多くあるのだと納得致しました。若き頃のご苦労は並々ならぬものだったに違いありません。 武田鉄矢さん始め、これから数多くの方のコメントにメディアを通して触れられることと思います。改めて小山内さんの功績を噛み締め、作品を見直してみようと考えているところです。 心から御冥福をお祈り申し上げます。

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コメンテータープロフィール

影山貴彦

同志社女子大学教授/コラムニスト

同志社女子大学メディア創造学科教授 コラムニスト 。早稲田大学政治経済学部卒 関西学院大学大学院文学研究科博士課程中退毎日放送(MBS)プロデューサーを経て現職 。専門は「メディアエンターテインメント論」。朝日放送(ABC)ラジオ番組審議会委員長 /スポーツチャンネルGAORA番組審議会副委員長 日本笑い学会理事/「影山貴彦のテレビ燦々」(毎日新聞)等コラム連載。著書に「テレビドラマでわかる平成社会風俗史」「テレビのゆくえ」「おっさん力」等

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