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門倉貴史

門倉貴史

認証済み

エコノミスト/経済評論家

報告

見解日本最南端に位置する沖ノ鳥島の北方は、すでに2012年の段階で国連の『大陸棚限界委員会』が日本の大陸棚として認める勧告を採択している。  本来、中国は日本の許可なく、大陸棚の探査・開発活動をすることはできないはずだ。    沖ノ鳥島の北方にはレアメタル(希少金属)や次世代の天然ガス資源メタンハイドレートが埋蔵しているとみられる。  海底資源を狙う中国が国連の勧告を無視してブイを設置すれば、日本は ブイの内側に進入できなくなってしまう。  沖ノ鳥島北方の採掘権を失うことになれば、将来的に巨額の経済損失を招く可能性が高い。

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  • 石川智久

    日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト

    補足日本は資源が乏しく、それらは基本的に輸入で賄うしかありません。そのことが日本の貿易収支を悪化させてき…続きを読む

コメンテータープロフィール

1971年神奈川県生まれ。95年慶応義塾大学経済学部卒業、同年銀行系シンクタンク入社。99年日本経済研究センター出向、00年シンガポールの東南アジア研究所出向。02年から05年まで生保系シンクタンク経済調査部主任エコノミストを経て、現在はBRICs経済研究所代表。同研究所の活動とあわせて、フジテレビ「ホンマでっか!?TV」など各種メディアにも出演中。また、雑誌・WEBでの連載や各種の講演も多数行なっている。『図説BRICs経済』(日本経済新聞社)、『増税なしで財政再建するたった一つの方法』(角川書店)、『オトナの経済学』(PHP研究所)、『日本の「地下経済」最新白書』(SB新書)など著作多数。

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