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神保謙

神保謙

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慶應義塾大学教授 / APIプレジデント / キヤノングロー

報告

解説フィリピンの沿岸警備隊の能力が向上し、米国の比防衛の約束が強調されると、比は中国により非妥協的になる。問題は中国の傍若無人な海洋進出に対抗するフィリピンの能力や米関与を中国側が過小評価し、事態がエスカレートすることだ。マルコス大統領が国際法を何度も強調した背景は、フィリピンの行動原則が基準に則ったものであることを中国に理解させることにある。

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コメンテータープロフィール

神保謙

慶應義塾大学教授 / APIプレジデント / キヤノングロー

専門は国際政治学/安全保障論。安全保障アーキテクチャ(パワー・制度・活動の融合)や、抑止論、信頼醸成、経済安全保障などが最近の関心領域。世界経済フォーラム、シャングリラ・ダイアローグ、北東アジア平和協力対話(NEACD)などに登壇。

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