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千種ゆり子

千種ゆり子

認証済み

気象予報士、防災士、脱炭素キャスター

報告

補足このニュース提供元であるtenki.jp(日本気象協会)は、昨日より東京の雪のトーンを落とし、雨寄りの見解に変更してきたようです。 コンピューターの予測する降水量は関東一円で50~100ミリ程度。全て雨で降ればザーザー降りで、低気圧が通過する神奈川や千葉、茨城では風も強まるため、冬らしくない荒天となりそうです。大雪は記事にある通り山沿い中心、これがメインシナリオです。 国土交通省は「関東甲信地方では(中略)山沿いや山地を中心に大雪となる所があり、関東地方南部の平地でも積雪となる所がある見込み」としています。 都心や海沿いではほぼ雨だと思われますが、関東南部でも、北ほど、標高が上がるほど、予想より低温で推移した場合(サブシナリオ)雪になる可能性が高くなります。1,2℃の気温低下が雪をもたらすため、標高や場所によっては雪も想定されることは、心のどこかに留め置いて頂けたらと思います。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 松浦悠真

    気象予報士/静岡第一テレビ気象キャスター/防災士

    見解上空寒気はあまり強くありませんが、大雪の恐れがあります。関東には低気圧接近前から北東の風が吹き、関東…続きを読む

  • 三ヶ尻知子

    気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属

    補足大雨と大雪は紙一重です。気温が1度違うだけで降るものが違ってくるからです。今のところ東京都心周辺は雨…続きを読む

コメンテータープロフィール

千種ゆり子

気象予報士、防災士、脱炭素キャスター

埼玉県富士見市出身。一橋大学法学部を卒業後、一般企業に就職。幼少期に阪神淡路大震災で被災したこと、東日本大震災をきっかけに防災の道に進むことを決意。2013年に気象予報士資格取得。NHK青森を経て、テレビ朝日「スーパーJチャンネル(土日)」や、TBS「THE TIME,」に出演。 小学校の授業で読んだ漫画をきっかけに、20年以上地球温暖化に関心を寄せ続け、気候変動、異常気象に関する講演も行う。2021年より東京大学大学院に進学し、地球温暖化と世論について研究。 2022年には、26歳の時に難治性の不妊症である早発閉経と診断されたことを公表した。趣味は空手と早押しクイズ。

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