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赤坂英一

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スポーツライター

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解説ベテラン栗山が放った逆転決勝2ラン、2年連続Bクラスが確定した西武ファンにとって、今年最も盛り上がった場面だったかもしれませんね。お立ち台で「僕のホームラン、喜んでもらえましたか」と問いかけた姿に胸が熱くなったファンも多いでしょう。 栗山が常に若手の手本になるプレーを心がけていることは、二軍監督時代から彼を指導している渡辺GM兼監督代行もよく理解しています。夏場に私が取材した時も、こう強調していました。 「栗山の打撃には、1打席1打席に意味がある。状況に応じた意図のある打席というかな。打ったり打たなかったりはあるけど、四球を選んだりとか、一つひとつの打席に意味がある。そこを若い選手に見習ってほしい」 この姿勢に、一時4番を任されていた岸(現在は登録抹消)も「栗山さんの打撃をじっくり見させてもらって、自分の糧にしたい」と感嘆している。これからもチームを引っ張っていってほしいですね。

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コメンテータープロフィール

1963年、広島県出身。法政大卒。デビュー作は2002年の『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)。『最後のクジラ 大洋ホエールズ・田代富雄の野球人生』『プロ野球二軍監督』(同)などの電子書籍版も発売中。『失われた甲子園 記憶をなくしたエースと1989年の球児たち』(同)が第15回新潮ドキュメント賞ノミネート。他に『すごい!広島カープ』『2番打者論』(PHP研究所)など。東スポで毎週火曜『赤ペン!!』連載中。青学大・原晋監督著『魔法をかける』、元広島・達川光男著『広島力』、俳優・萩原健一の自叙伝『ショーケン』(すべて講談社)の構成も務めた。東京運動記者クラブ&日本文藝家協会会員。

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