ジャッジが40本塁打に到達。大谷は33本目のホームランを打つ。移籍のベルは左右両打席アーチ
8月2日、各リーグ本塁打トップの2人、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)と大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、それぞれ、シーズン40本目と33本目のホームランを打ち、2位との差を8本と2本に広げた。
ジャッジは、40本塁打に加え、100打点にも両リーグ一番乗り。ホームランにより、100打点目と101打点目を挙げた。ヤンキースは、この日が111試合目。どちらも自己最多の62本塁打と131打点を記録した2022年は、ヤンキースが111試合を終えた時点で44本塁打と98打点だった。それと比べると、ホームランは4本少ないが、打点は3多い。
現在、ア・リーグ打点2位のホゼ・ラミレス(クリーブランド・ガーディアンズ)との差は、10打点だ。2年前、ジャッジは、本塁打王と打点王を獲得した。ちなみに、2017年の52本塁打と114打点は、ア・リーグ1位と2位だ。後者の上には、119打点のネルソン・クルーズがいた。
ドジャースは、110試合目。2021年の大谷は、ロサンゼルス・エンジェルスが110試合を終えた時点で37本塁打を記録していた。昨シーズンは、さらに多く、エンジェルスの110試合目に40本塁打に到達した。シーズン全体のホームランは、2021年がア・リーグ3位の46本、2023年はア・リーグ最多の44本。昨シーズンの出場は、エンジェルスの137試合目までだ。
各リーグで15本塁打以上の選手は、以下のとおり。
マイアミ・マーリンズからアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍したジョシュ・ベルは、この日が移籍後の初出場。1回表、左打席に立って初球をホームランとしたのに続き、7回表は右打席からホームランを打った。
1本目は、ケテル・マーテイとジョク・ピーダーソンに続く、3者連続ホームランだ。マーテイの直前には、コービン・キャロルが三塁打を打ち、中継に入ったオニール・クルーズ(ピッツバーグ・パイレーツ)の悪送球でホームインしたので、この「リトルリーグ・ホームラン」を含めると、4者連続となる。
マーテイは、9回表にもホームランを打った。ベルと同じく、マーテイもスイッチ・ヒッターだが、こちらは、2本とも左打席からだ。