【ロッテ】建山義紀氏のコーチ就任を発表「選手個々の能力をしっかり引き上げて」…今季まで日本ハム1軍投手コーチ
ロッテは5日、今季まで日本ハムで1軍投手コーチを務めていた建山義紀氏のコーチ就任を発表した。背番号、役職名は後日、発表される予定で、建山氏は「選手個々の能力をしっかり引き上げて、チームの勝利に貢献できるように尽力してまいります」とコメントした。 建山氏は、サイドスローのリリーフ右腕として日米通算499試合に登板し、38勝43敗、88ホールド、28セーブをマーク。日本ハム在籍時には現在のロッテ監督、吉井投手コーチから3年間指導を受けていた。阪神だった14年限りで現役引退した後は評論家として活動し、17~21年には侍ジャパンの投手コーチを担当。ヘッド兼打撃コーチだった金子誠氏(現ロッテ戦略コーチ)らと共に21年東京五輪で悲願の金メダル獲得に貢献した。 ◆建山 義紀(たてやま・よしのり)1975年12月26日、大阪・大東市出身。48歳。東海大仰星、甲賀総合科学専門学校、松下電器を経て98年ドラフト2位で日本ハム入団。2004年に最優秀中継ぎ賞。10年オフに海外FA権を行使し、米大リーグ・レンジャーズに移籍。ヤンキースを経て、14年6月に阪神入りし、同年限りで引退。17~21年は日本代表の投手コーチを務め、23年からの2年間は日本ハムで1軍投手コーチ。右投右打。
報知新聞社