「温泉文化」をユネスコ無形文化遺産へ 全国の知事らが団結
日本が誇る温泉文化を世界に発信します。国連機関ユネスコの無形文化遺産への登録を目指す石川を含む全国の知事らが18日、オンラインで意見を交わしました。 【写真を見る】「温泉文化」をユネスコ無形文化遺産へ 全国の知事らが団結 全国におよそ3000ある温泉地が脈々と紡いできた、日本の「温泉文化」 その価値を見つめ直し日本特有の文化として世界に発信しようと、2022年国内有数の温泉地で知られる群馬県が旗振り役となって発足したのが、全国44の道府県のトップでつくる「知事の会」です。 会議では、4年後の2028年にユネスコ無形文化遺産への登録を目指し、2025年1月中にも全国各地の温泉文化に関するこれまでの調査を取りまとめる方針が示されました。 石川県・馳浩知事「能登の皆さんと和倉温泉の温泉文化というのは直結している。能登半島地震や奥能登豪雨からの復旧復興を目指す我々石川県にとっても、ユネスコのお墨付きをいただける温泉文化の世界遺産登録は、きわめて地元の皆さんの誇りにつながる」 国の文化審議会は2025年12月にも、国内の候補地を選定する見込みです。
北陸放送