秋のゲレンデ愛らしく 砺波(富山)・夢の平スキー場でコスモス咲き誇る
「2024となみ夢の平コスモスウオッチング」は4日、砺波市五谷のとなみ夢の平スキー場で始まった。ピンクや白のコスモスがゲレンデ2・4ヘクタールを彩り、子どもたちが愛らしい花々を楽しんだ。14日まで。 コスモスウオッチングは、スキー場のオフシーズンの活用策として、1988年にスタート。地元の栴檀山自治振興会などでつくる実行委員会(前田幸雄会長)が毎年開き、今年で37回目。満開時には5品種約100万本がゲレンデに咲き誇る。 開会式で前田会長があいさつ。夏野修市長、山田順子市議会議長が祝辞を述べ、テープカットした。しょうがわ認定こども園の園児による歌の披露もあった。この日はあいにくの雨となったが、コスモス畑を見て回った園児たちは「きれいだった」と笑顔を見せた。 実行委によると、今年は夏の猛暑の影響で生育が遅れたものの、9月中旬から気温が下がったことで開花が進み、現在は3割ほどが咲いている。会期終盤の3連休に満開となる見込み。
今年はリフトを運行する土、日曜と祝日に合わせ、降り場に「山頂カフェ」と銘打ってコーヒーを提供するブースを設ける。この他の飲食ブースでは、「となみブランド」の庄川鮎の塩焼きやせんだん山そば、ふく福柿などが味わえる。