川上犬「さくら」老衰で死ぬ 小諸市動物園のアイドル 人間の年齢にすると90歳【長野・小諸市】
「アイドル」として長年、愛されてきました。小諸市動物園で飼育されていた県の天然記念物・川上犬の「さくら」が死にました。 小諸市動物園によりますと、「さくら」は22日から元気がなくなり、23日う老衰で死にました。15年8カ月生き、人間の年齢に換算すればおよそ90歳だったということです。 川上犬は川上村で猟犬として飼われていた犬種で、戦後の食糧難などで血統が絶えそうになった県の天然記念物です。 信州川上犬保存会が保護活動に取り組み2009年に小諸市動物園に贈られ、以来、アイドルとして多くの来園者に愛されてきました。 今月28日から来月末まで、献花台を設置するということです。