トランプ氏当確 堀江貴文さん、イーロン・マスク氏のX買収の影響を指摘「情報工作の成果出るんじゃないか」
共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)と民主党のカマラ・ハリス副大統領(60)が激突した米大統領選は現地時間5日、全米各地で投開票され、トランプ氏が勝利宣言した。その背景に、トランプ氏を全面支援した実業家イーロン・マスク氏(53)による旧ツイッター社(現X)の買収による影響を指摘する見方もある。 マスク氏は22年からツイッター社の株の購入を始め、同年10月に買収完了。従業員の大量解雇が断行され、上場廃止により非公開企業になった。さらに翌11月には、議会襲撃事件を扇動したとして21年1月から凍結されていたトランプ氏のアカウントを復活させた。 23年7月には名前やロゴが「X」に変更され、仕様変更によって日本では災害時にデマがあふれる問題も発生。一方、マスク氏はX上でトランプ氏を応援し、自らハリス氏の偽画像や偽動画を拡散。トランプ氏の暗殺未遂事件に絡んで「そして、誰もバイデンやハリスを暗殺しようとさえしない」と投稿し、批判を浴びていた。 実業家「ホリエモン」こと堀江貴文さん(52)は6日、自身のYouTubeで「投票人の心理に影響するのは、Xなんじゃないかなと思っていて。イーロン・マスクさんがXを買収したのはこれが欲しかったからなんじゃないか」と効果を指摘。「大枚をはたいてXを買ったイーロン・マスクさんが、大量の選挙資金をスーパーPAC(特別政治活動委員会)に投入して、このスイングステートでさまざまな情報工作とかをやった成果が出るんじゃないかと予測しておりましたが、その通りになりそうな感じ」と分析した。
中日スポーツ