SNSの投稿ネタ、もうありません。ネタ切れを起こさないためには、どうすればいいですか?
こんにちは。Webコンサルティングの森和吉です。 SNS運用の質問教室、前回は「」という悩みにお答えしました。アカウントを渡されてもすぐに始めず、「まずはターゲットやSNSで届けたい内容を決めましょう!」とアドバイスしました。
第3回となる今回は、「SNSの投稿ネタ、もうありません。ネタ切れを起こさないためには、どうすればいいですか?」という質問にお答えしていきたいと思います。
0から内容を考える必要なし! 商品・サービスのアレンジにチャレンジ
森先生、「SNSで投稿をしていますが、社内にある内容は一巡してしまってネタ切れです。ネタ切れを起こさないためにはどうすればいいですか?」という質問が届きました。
企業のSNS運用者は、いつもネタ探しに苦労されていると思います。「もうネタ切れだー!」と思うこともあるでしょう。でも実は、身近にネタがあるんですよ。ご紹介しますね。
そもそもネタ切れを起こしてしまう最大の原因は、「0から投稿内容を考えなくては」という「真面目な思い込み」にあると私は思っています。自社に商品やサービスがあれば、そのメリットを真正面から伝えようとする。それは正しいことですが、それだけでは息切れしてしまいます。 そこで大事なのが「アレンジ」です。たとえば「うちの食品に、手間暇をかけるとこんなレシピになります」とか、「100円ショップにある●●を使うと、うちの商品がこんなに便利になります」などをお伝えすると、「このレシピ、いいな!」「この商品、こんな使い方もできるんだ!」という新たな発見につながります。 そしてそういったナレッジは、社内に眠っていることが多いもの。社内全体に呼びかけてぜひ、情報を募ってみてください。
お客様の声は、SNS投稿の強い味方
また、お客様の声を集めてSNSに投稿するのもいいでしょう。アンケートを行ったり、可能であればお客様にインタビューしたり、展示会などに出展するなどして直接自社製品を使っているお客様の声を拾うのもいいですね。 パーソナルジムを運営している方のなかには、お客様の体型の「before/after」を写真付きで掲載し、そこにお客様からのコメントを出すなどして集客につなげている例があります。既存のお客様はSNSユーザーにとって身近な存在であり、最も話を聞いてみたい人でもありますよね。ぜひ、SNSで使用するためにも「お客様の声」を日ごろからストックしておくといいでしょう。 なお、デジタルにせよアナログにせよ、お客様の声を集める際には、「SNSで使用する場合もあります(個人情報は出ません)」などと断っておくこともお忘れなく!