「我々も非常にジレンマがある…」いわき駅前火災からまもなく1カ月…思うように進まない復旧【福島県】
■新蔦 鈴木 彰浩代表 Q.お店はどちら?「こちらでやってたんですけど、新蔦っていうおでん屋さんだったんです。2階にも(別の)お店があったんですけど、2階のお店も崩れて下に落ちてきてまして、中は真っ黒ですね。どれがどれだか全然わからない状況です」 火災現場で飲食店を営んでいた鈴木さん。およそ6年前に、前のオーナーから店を引継ぎました。 ■新蔦 鈴木 彰浩代表 「私は店にはいなかった、家にいました。すぐ見に行こうかと思ったんですが、ちょっと入れなかったもので、しばらくしてからまた来て、今のこの状況になっていたっていう形ですね」 出火当時、現場周辺は消火活動などによる通行規制もあり、お店の確認に行くのが難しかったと言います。ようやく、店にたどり着いたころには、店は焼けて、崩れ落ちていました。がく然としたといいます。
■新蔦 鈴木 彰浩代表 「コロナで3年4年ずっと苦しい状態が続いていて、そして今回火事になってしまって。なかなかもう一度(店をやる)っていう部分では、お金の面で厳しい方がいっぱいいるんじゃないかなって、私自身もそうなんですけど」 資金面などを考えるとこの場所で、再びやり直すのは難しいと鈴木さんは考えています。
一方で… ■新蔦 鈴木 彰浩代表 「他の場所、良い場所があればもう一度やりたいなっていう気持ちは今は芽生えてますね」 常連さんからの励ましの声も多く、今は、市内の別の場所で店を再開できないか前向きに検討しています。
そのうえで、 鈴木さんが思うことは? ■新蔦 鈴木 彰浩代表 「融資を簡単にしてもらえるとかっていう部分で助けていただけるともう一度(店をやれる)っていう方が結構いるんじゃないかと私自身は思うんですが…」