松本人志さんが訴え取り下げ、「週刊文春」報道巡る裁判終結…金銭の支払いなし
ダウンタウンの松本人志さん(61)から同意なしに性的行為をされたとする女性の証言を報じた「週刊文春」の記事について、松本さんが名誉を傷つけられたとして同誌を発行する文芸春秋などに5億5000万円の損害賠償などを求めた東京地裁の訴訟は8日、松本さん側が訴えを取り下げ、終結した。
松本さんと文春側の代理人弁護士が同日夕、連名の書面で明らかにした。書面では、話し合いで訴え取り下げに合意し、取り下げにあたって金銭の支払いはないとしている。
週刊文春は昨年12月、2015年に松本さんと東京都内の高級ホテルで飲み会をした女性2人の証言として、松本さんが性的行為を強要した疑惑を報道。訴訟で松本さん側は「客観的な証拠がないのに一方的な証言だけを取り上げた」などと主張したのに対し、文春側は「記事は真実だ」と反論していた。