大阪・造幣局「桜の通り抜け」始まる 今年は134種338本ズラリ
大阪・造幣局「桜の通り抜け」始まる 今年は134種338本ズラリ
大阪市北区の造幣局で9日午前、恒例の「桜の通り抜け」が始まった。同局によると、南門から北門までの約560メートルの通りで、今年は134種338本の桜が楽しめるという。 【映像】桜の通り抜け 造幣局から中継(3分から歩き始め)
同日は朝から晴れ間が広がり、大阪管区気象台によると、同日午前9時までに大阪市内では最高気温11.9度を観測。少しひんやりとしていたが開門前から多くの人が列をなし、桜の通り抜けを待ちわびた。
今年の花は「紅手毬」新たに公開の品種も
同局によると、今年の花は「紅手毬(べにてまり)」で、多数の花が枝の先に密生して咲き、花が赤い手毬の状態となっているのが特徴だ。また、東京荒川堤にあった品種「御座の間匂(ござのまにおい)」が登場。花弁数は10~15枚で、花に香りがあるという。
初日は3分咲き、開催は15日まで
広報担当者によると、9日現在は3分咲きで「出口付近がよく咲いています」と話す。家族で来たという大阪市都島区の女性(64)は「まだこれからやけど、初日に見られたのはうれしい。満開のあたりにまた来ます」と話していた。
また、平成31年桜の通り抜け貨幣セットの販売に行列ができていた。関係者は「今年は平成最後の通り抜けということも影響していると思います」などと話していた。 桜の通り抜けの開催は15日までで、時間は午前10時から午後9時。土・日は午前9時からの開催となる。問い合わせは、電050・5548・8686まで。