熱中症特別警戒アラートで提言 自民議連、運用開始受け
自民党の「熱中症対策推進議員連盟」(会長・丸川珠代元五輪相)は23日、党本部で本年度第1回の会合を開いた。災害級の暑さに備えるための「熱中症特別警戒アラート」の運用が4月24日に開始されたことを受け、対策の徹底を求める提言をまとめた。近く関係省庁に提出する。 提言では、今夏が例年以上に暑くなり、甚大な健康被害の恐れがあると指摘。関係省庁に対し、教育機関や職場、スポーツの現場での対策強化を促すほか、特別アラート発表時に開放される指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)をできるだけ多く指定するよう、自治体への働きかけを求めた。