【ハイライト動画あり】福井工業大学、接戦を制し桐蔭横浜大学に勝利。全日本大学野球選手権 1回戦
6月10日に開幕した第73回全日本大学野球選手権大会。初日は明治神宮野球場で3試合、東京ドームで4試合が行われる。 【ハイライト動画】福井工業大学 vs. 桐蔭横浜大学|接戦を制したのは福井工大
神宮球場の第1試合は、45回目の出場となる福井工業大学(北陸大学野球連盟)と、9回目の出場となる桐蔭横浜大学(神奈川大学野球連盟)の対戦だった。
桐蔭横浜大は1回裏、1番・山崎隼の二塁打などで無死1・3塁のチャンスを作る。3番・梅澤蒼空(1年/藤沢翔陵)は遊ゴロ併殺に倒れたが、ここで三塁走者が生還して1点を先制する。
元広島、阪神の町田公二郎監督が率いる福井工大も反撃。4回表一死1塁から5番・大西良来(4年/工大福井)がライトに逆転2ラン本塁打を打ち込む。
福井工大は6回裏にも幸運な追加点を挙げた。8番・池邉由伸(2年/明徳義塾)は一死1・2塁から一ゴロを放ち、3→6→3の併殺かと思われたが、ここで一塁への転送が乱れて三塁走者が生還する。
桐蔭横浜も6回裏に4番・加田拓哉(4年/帝京)のレフト前タイムリー安打で1点差に追い上げ、さらに死球で二死満塁として福井工大の先発左腕・三木健瑠(4年/名古屋国際)を追い込む。
福井工大は2年生左腕の藤川泰斗(2年/西城陽)がこのピンチを抑え、7回以降も好投。3回1/3を無失点に抑える好リリーフを見せる。拮抗した接戦は、福井工大が3-2で逃げ切った。
◆試合結果 福井工業|0 0 0 2 0 1 0 0 0|3 桐蔭横浜|1 0 0 0 0 1 0 0 0|2 ◆投手 ・桐蔭横浜:高田恭平(4年/壱岐)、甲斐一馬(3年/郁文館)、伊吹聖矢(4年/帝京第五) ・福井工業:三木健瑠、藤川泰斗 ◆本塁打 ・福井工業:大西良来(2ラン・4回)
文:大島和人
大島 和人