復活のモラントがいきなりの週間MVP!東は平均40点超えのエンビードが今季2度目の受賞|NBA第9週
現地時間12月26日、NBAが今季第9週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビード、ウエスタン・カンファレンスからメンフィス・グリズリーズのジャ・モラントが選出された。 【動画】モラントが今季初戦で決勝弾!NBA第9週トッププレー集 12月18日(月)から24日(日)の期間中、3試合に出場したエンビードは平均40.7点、12.0リバウンド、6.0アシスト、2.33ブロックをマーク。チームの2勝1敗に貢献し今季2度目、通算13回目の週間MVPに輝いた。 29歳の昨季リーグMVPは、18日のシカゴ・ブルズ戦で40得点をマークすると、続く20日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦では今季自己最多となる51得点の大爆発。期間中はフィールドゴール成功率58.1%(43/74)、3ポイント成功率44.4%(4/9)、フリースロー成功率91.4%(32/35)と猛威を振るった。 シーズン平均35.0点でリーグ得点王に立つエンビードは、現在14試合連続で30点以上、13試合連続で10リバウンド以上を記録。13試合連続の30得点&10リバウンド以上は、1972年のカリーム・アブドゥル・ジャバー(ミルウォーキー・バックス/16試合)以来の快挙だ。大黒柱に率いられたチームは20勝9敗でイースト3位につけている。 一方、グリズリーズのモラントは期間中の3試合で平均28.0点(フィールドゴール成功率50.8%)、5.7リバウンド、9.0アシストと躍動。チームをシーズン初の3連勝に導き、今季初、通算3回目の受賞となった。 昨季終盤からオフシーズンにかけて、拳銃に関するトラブルにより開幕から25試合の出場停止処分を科されたモラントは、26試合目(12月19日)のニューオリンズ・ペリカンズ戦で今季初出場。この試合でいきなり34得点、8アシスト、勝利を呼び込む決勝ブザービーターを沈めるド派手なシーズンデビューを飾った。 24歳のエースは続く2試合も20得点、8アシスト(対インディアナ・ペイサーズ)、30得点、11アシスト(対アトランタ・ホークス)をマークしてチームを牽引。開幕25試合で6勝19敗と苦しんでいたグリズリーズだが、モラント復帰後は無敗で10勝19敗、ウエスト13位から反撃の狼煙を上げている。 構成●ダンクシュート編集部
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