「手術を無駄にしたくない」SY賞左腕カーショウの現役続行が決定! 大谷翔平、山本由伸らと“6人ローテ”で豪華投手陣結成へ
米野球専門メディア『MLB Trade Rumors』は、通算3度のサイ・ヤング賞に輝いたロサンゼルス・ドジャースの左腕クレイトン・カーショウが現地時間14日、米国のスポーツ専門局FOXスポーツの番組に出演し、来シーズンも現役を続行することを明言したと報じた。 【動画】「えっ、マジ!?」ド軍ベンチに蛇が出現… 昨年11月に行なわれた肩の手術について、カーショウは「この手術を無駄にしたくないので、来年もマウンドに上がって、どうなるか試してみたいと思う。肩や肘の状態は非常に良好だ」と語った。今季は、左足親指の怪我によりわずか7試合30イニングの投球に留まり、プレーオフも欠場している。 また、ベテラン左腕とドジャースは、現在の契約条件を維持しつつ、2026年シーズンへのオプションを追加するような契約延長を検討しているという。 今シーズンは投手陣の故障に再三悩まされたドジャースだが、2025年シーズンに向けては、十分な投手陣を抱えている。しかし、怪我からの復帰を目指す選手たちが故障を再発する可能性も懸念され、ドジャースの編成本部長アンドリュー・フリードマンは、「チームは6人制ローテーションを採用し、大谷翔平と山本由伸に十分な休息を与えることで、選手の健康管理を徹底したいと考えている」と述べた。 大谷は、23年9月にトミー・ジョン手術を受け、2024年は投球することが出来ず。来シーズンも、再びDHとしての活躍も期待されており、多大な負担が予想される。一方、山本は日本のプロ野球で一般的な中5日の間隔で登板する予定だ。 レジェンドのカーショウ、二刀流の大谷、そして若きエース候補の山本、さらに今季9勝を挙げながら終盤戦に右肘腱炎で離脱したタイラー・グラスノーなど、故障者の復帰やオフの補強などで豪華な先発投手陣が誕生すると予想されるドジャース。果たして、来季ローテーションの顔ぶれはいかなるものとなるだろうか。 構成●THE DIGEST編集部
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