【中日】板山祐太郎「監督にいいとこで行くぞと言われていた」“信頼”に応える劇的打! 戦力外、育成契約からはい上がった30歳が大仕事
◇プロ野球セ・リーグ 中日2×-1広島(7日、バンテリンドーム) 中日は接戦を制し、首位広島に今季2度目となるカード3連勝。熱戦にケリをつけたのは、戦力外、育成契約からはい上がった板山祐太郎選手の一打でした。 【画像】阪神時代の板山祐太郎選手 1-1で迎えた9回は栗林良吏投手から1アウト満塁とすると、石川昂弥選手に代わって板山選手が代打で登場。「立浪和義監督に“いいとこで行くぞ”と言われていたので、準備はしっかりできていました」と劇的サヨナラタイムリーヒットで試合を決めました。 「本当に心臓の音が聞こえるぐらい緊張していたんですけど」と板山選手。前日は大瀬良大地投手から先制の一発を放ち、勝利に貢献。この日は広島の守護神を打ち、2日連続のお立ち台へ。興奮冷めやらぬ球場に「やりましたー!」と喜びの声が響きました。 勝利の後はチームメートから、激しいウォーターシャワーの祝福。「誰かアクエリアスかけたのでちょっとベタベタしていますけど、本当に最高の気分です」と笑顔をみせました。 昨季オフに阪神を戦力外となり、育成選手契約で中日に加入。5月に支配下登録を勝ち取った30歳は、今季は27試合で打率.329、1本塁打、8打点を記録し、「本当に毎日充実してます」と話します。 また「今日息子がまた見に来ているので、いい姿を見せられてうれしいです、また来週からこのいい流れを切らさずに一戦一戦必死に戦っていくので熱い声援よろしくお願いします」と力を込めました。