岡宮来夢&阿部顕嵐が振り返る文化祭の思い出「全校生徒がキャーキャーでした」
顕嵐くんが楽屋に観葉植物を差し入れしてくれました(笑)
――『oddboys』の「odd」とは風変わりという意味です。出演者の中でいちばん風変わりなのは誰でしたか。 阿部 みんな変わっているからなあ……。 岡宮 本当に。みんな変わってると思う。 ――ミュージカル部だけでなく、生徒会長役の梅津瑞樹さんや副理事長役の中川晃教さんも含めてで大丈夫です。 阿部 だったらあっきー(中川)さんだよね(笑)。 岡宮 あっきーさんはオッドだね(笑)。 阿部 何がすごいって、歌うときどんなに突然でも絶対に音を外さなかった。プロ意識が突出しているというか。プロすぎて、僕からしたら風変わりなレベルでした。すごく大きいカバンを持っていたから、何入っているんですかって聞いたんですよ。そしたら中身を見せてくれて。全部、喉のケアグッズだった。サプリとか漢方とか一式揃ってて、あれはすごかったです。 岡宮 (ミュージカル部OB役の加藤)和樹さんは和樹さんでNGを全然出さないのがすごかった。 阿部 NGは出さないし、ラーメンの話しかしないし(笑)。 岡宮 だって和樹さん、家で二郎系ラーメンをつくるんですよ。普通つくらないもんね。それはもうオッドじゃないですか。 阿部 オッドだよね。しかも和樹さんが紹介してくれた店に行ったんだけど、すごくおいしかった! 岡宮 やっぱり。通だもんね。 ――じゃあ一緒にやって感じたお互いの風変わりなところはどこですか。 岡宮 顕嵐くんは差し入れが風変わりですね。びっくりしたのが、初日にコーヒーメーカーを差し入れしてくれたんですよ。しかも、家から持ってきたとかじゃなくて、新しくコーヒーメーカーを買って、いい豆まで買ってきてくれて。それが本当においしくて。おかげでコーヒーが苦手だったスタッフさんがコーヒーを飲めるようになったっていう。サーティワンも2回差し入れしてくれたし。 阿部 1回は罰ゲームだけどね。なんかゲームして負けたんだよね(笑)。 岡宮 そうだった(笑)。あと、楽屋に観葉植物を差し入れしてくれました。2mぐらいの大きいものと、卓上に置ける小さいものを1個ずつ。おかげで楽屋の空気がすごく良くなった。 阿部 良くなったよね。 岡宮 撮影が終わって楽屋に戻ってきたら観葉植物があるから「え?」ってなった(笑)。 阿部 一応これは理由があって。単純に自分がほしかったっていうのが一つ。家のベッドルームに置いていたのが枯れちゃったから、新しいものがほしいなと。だったら、楽屋に持って行ったら面白いなと思って、撮影の待ち時間に買いに行ったら、みんな笑ってくれて。そういうふうにどうやったら楽しくなるか考えるのが好き、というのがもう一つの理由です。 岡宮 いやいや、ひと笑いのために出せる金額ではないと思う。 阿部 そこは最終的に持って帰ると思えばさ。実際、今も元気に育ってますから、僕の家で。 岡宮 あと、ステーキとかも差し入れしてくれて。 阿部 ケータリングね。僕のお気に入りのステーキ屋さんなんですけど。 岡宮 それが本当においしくって、今日ちょうどお昼にそのステーキ屋さんに行ってきたんですよ。で、顕嵐くんに「行ってきた~」ってLINEしたところです(笑)。 阿部 僕から見て来夢の風変わりなところは、ずっと明るいところかな。気分にムラがないように見える。なかなか普通はできないから、そこは風変わりですよ。 岡宮 根本的に明るいっていうのはあるかもしれない。 阿部 あんまりネガティブな感じがしない。その分、ネガティブなときはすごくネガティブになるから可愛いんですよね。本気で落ち込むんですよ。 岡宮 なんかあったっけ? 阿部 あったじゃん、「俺、本当ダメだ」とか言って。 岡宮 あのときか! 中間審査のシーンで、台詞の量が多くて、楽曲の振り付けもあるのに、まだしっかり覚えられてない……という結構不安な状態で。現場にはあっきーさんも和樹さんといるから待たせるわけにはいかないしって思うと、もうサバイバルでした(笑)。 阿部 アレはヤバかったよね。 岡宮 確か3~4回ぐらい撮り直しをして。さらに次のシーンでもまた3回ぐらい撮り直して、みたいな。あのときは「もうダメかも……」ってめっちゃ落ち込みました(笑)。 阿部 大変そうだったけど、僕的にはそういう来夢の素直な一面も見られて良かったです。 岡宮 確か1日ちょっと早めに終わった日があって。僕と顕嵐くんと立花(裕大)さんの3人でサウナに行ったんですよ。あとの2人は行けたら行くみたいな感じで。まあ来なかったんですけど(笑)。 阿部 すぐ帰ったね(笑)。 岡宮 そう(笑)。サウナで1回脳をリフレッシュさせたら覚えられるからって言われて。僕もそうだねって言ってサウナに行ったんですけど、気持ち良すぎて覚える気にならなくて、結果、全然翌日入ってないっていう(笑)。 阿部 楽しんじゃったね(笑)。 岡宮 めっちゃ楽しかった! 阿部 だったら、それがいいんですよ。最終的に何とかなったし、楽しいのがいちばんです。