リヴァプールのアルネ・スロット新監督、プレシーズンに手応えも「改善が見られることを期待」さらなるアップデートへ
リヴァプールは現地時間11日、シーズン開幕前の最終調整としてセビージャ戦とラス・パルマス戦を控えている。なお、ラス・パルマス戦は無観客で行われ、若手中心の編成で試合に臨む予定のようだ。 【動画|リヴァプール vs マンチェスター・U】プレシーズンマッチ 試合ハイライト 今シーズンより就任したアルネ・スロット監督は、この2試合を前にプレシーズンを振り返り、手応えを感じつつもチームのさらなる改善を求めた。クラブの公式サイトが伝えている。 「プレシーズンは忙しい期間となったが、フィールド内外で非常にポジティブなものになったと思う。もちろん、人々は親善試合の結果に注目すると思うが、強豪相手に良い勝利を収めたことは事実で、多くのポジティブな点を得られたことは確かだ」 「選手たちは激しさ、鋭さを見せ、我々(コーチ陣)が望むプレーを披露してくれた。そしてプレミアリーグのライバルであるアーセナルとマンチェスター・ユナイテッドの両チームに勝つことは決して悪いことではない」 今夏の移籍市場でレンタルから復帰した選手はいるものの、いまだ新加入選手のいないリヴァプール。スロット監督やスポーツディレクターのリチャード・ヒューズ氏は「プレシーズン中は戦力見極めの時期」と位置付けていたが、ここにきてレアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得に動いている。 またアメリカでのプレシーズンを終え、コパ・アメリカに参加していた南米出身の選手やフィルジル・ファン・ダイク、トレント・アレクサンダー=アーノルドらがチームに合流した。スロット監督はチームのさらなるアップデートを期待しており、次のように語った。 「アメリカでのチームにも良いところはたくさんあったが、改善し発展させなければならない点があることも理解している。選手もそれをわかっているし、今後数日、数週間で、その改善が見られることを期待している」 「今週戻ってきた選手は(11日に)数分間プレーすることになる。これが今週末に2試合を組んだ理由だ。私はシーズン開幕に向けて非常に楽観的だ。私が就任した時、ユルゲン(クロップ前監督)はとても良い状態でチームを去ったと言った。今週、ようやくフルメンバーで練習をし、クオリティーの確認ができたことは素晴らしいことだ」
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