え、勝ったのに?中日OB・中村武志が星野仙一監督から怒られた話…
7月1日、韓国プロ野球チーム「起亜タイガース」でコーチを務める元中日ドラゴンズの中村武志さんが『ドラ魂キング』(CBCラジオ)に出演し、韓国の野球事情、星野仙一監督時代などのエピソードを披露しました。聞き手はダイノジの大谷ノブ彦と加藤里奈です。 梅雨空を吹き飛ばす、一挙3得点!!田中、カリステありがとー!!松葉も安定のピッチングで5回無失点です!!【6月30日 公式戦 中日vsDeNA】
韓国プロ野球のCS
韓国は1リーグ制。10チームでペナントレースを戦っていますが、中村さんがコーチとして所属する起亜タイガースは現在首位。 大谷「最後、クライマックスシリーズみたいなのがあるんですか?」 中村「10チーム中、5位までのチームで争うんです」 5位のチームと4位のチームが対戦。勝ったチームが、今度は3位のチームと対戦。勝ったチームが、2位のチームと対戦していくそうです。 中村「最後1位のチームがあぐらかいて待ってるっちゅう感じです。これは1ヶ月ぐらいはかかりますかね。韓国の野球はここがメインなんですよ」
韓国野球の投手事情
「ドラゴンズが点が取れないと、逆に1点縛りでどこまでいけるか試していたのでは?と勘ぐってしまいます」(Aさん) 「そういう見方はよくないとは思うんですけど」と苦笑するしかない中村さん。 韓国は逆によく点数が入るそうです。起亜タイガースは最近の4試合で54点取られたんだとか。それでも現在首位なので、いかに得点が多いかわかります。 中村「先発が降りちゃうと、二番手、三番手が日本のようにすさまじいピッチャーがいないんです」 先発と中継ぎの力の差があるそうです。また、力のある投手を持っているチームと持っていないチームの差もかなりあるんだとか。 日本だと登録で中継ぎが6~7人。韓国はその半分。登録枠以外にいるのは、育成を兼ねた将来期待される選手がいるだけで、投手は人材不足だそうです。 中村「各チーム、3~4人はピシッとしたピッチャーがいるんですけど、ドラゴンズみたいに二軍にもいっぱいいる状態ではないですね」
負けた次の試合は?
「起亜タイガース、首位なんですね。ドラゴンズは、選手に元気がなさ過ぎると思うんですが、勝てない時は、韓国ではどんな対策をされているんでしょうか?」(Bさん) 中村「とにかく無理やり元気を出す。日本と比べると尾を引くことはない。切り替えは良いですね」 負けた試合は負けた試合と割り切るようです。次の試合が始まれば、できるだけ明るく、悪いことは早く忘れちゃえ、という姿勢なんだそうです。 中村「どっちかというと、そこを意識してますね」