【リズムダンスふれあいコンクール 小学生部門】自由振付曲は滋賀・多賀小が優勝「達成感が凄い」
小中学生の体力向上などを目的とした「第12回全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール」が26日、東京・赤坂のTBSでオンライン審査で行われた。自由振付曲の小学生部門は、滋賀県多賀町立多賀小学校の「Happy smile 4年ろ組」が文部科学大臣賞に輝いた。「アイドル」の曲に乗せ、34人が一糸乱れぬ美しいダンスを披露。リーダーの岸本晴乃さんは「大変だったけど達成感が凄い。とてもうれしいです」と喜びを語った。 経験者を中心に構成した難易度の高い振り付けも、チームの絆で見事に踊り切った。最も力を入れて取り組んだのは「Vの字で並んでダンスするパート」と岸本圭市教諭。「一人でもずれるとバラバラに見えてしまう」ため、映像を何度も見返しては細かい修正を繰り返した。休み時間も活用して、経験者が未経験者を指導。チーム一丸となって日本一をつかんだ。 規定曲の小学生部門は兵庫県加古川市立志方東小学校の「Miracle All Stars」が制した。 ≪ちゃんぽんの魅力PR 長崎精道小が農水大臣賞≫ 全国大会出場校は各地域の代表として、30~60秒で学校や地域の郷土料理などを紹介した映像を提出。小・中学校から1校のみが選ばれる農林水産大臣賞は、地元・長崎県の名物ちゃんぽんを紹介した長崎精道小学校に贈られた。 「ちゃんぽんの秘密3つのC」と題して、「思いやりいっぱいで優しい」「長崎の野菜たっぷりでヘルシー」「長崎のかまぼこはおいしい」と魅力をPRした。