7人組ボーイズグループ・原因は自分にある。が5年で感じた成長 お互いの好きなところを語り合う
今年で5周年を迎える7人組ボーイズグループ「原因は自分にある。」。2024年5月3日にリリースされた「Mania」に続き、7月5日には7月より放送がスタートするアニメ「エグミレガシー」の主題歌にもなっている「P-P-P-PERO」もリリースするなど、精力的に活動している。 【写真を見る】お互いの好きなところを語り合う「原因は自分にある。」 今回はデビュー記念日の7月7日に5周年ライブ「GNJB 5th Anniversary LIVE 夢現の続き」を開催したばかりの原因は自分にある。にインタビュー。これまでの5年を振り返ってもらいつつ、新曲「P-P-P-PERO」についてや、お互いの好きなところを語ってもらった。 ――原因は自分にある。は今年で5周年を迎えました。これまでの5年を振り返っていかがですか? 桜木「デビューしてからの5年の中でいろんな困難を経験してきたんですけど、逆に僕は5年から10年の間で、デビューから5年までの期間と同じ苦労の量ができたら嬉しいなと感じました」 吉澤「本当にグループの内のことでもいろんなことがありましたし、いろんなステージ立たせてもらってきた中で、改めてこの7人で良かったなと思いますし、自分がげんじぶにいられることに幸せを感じている日々です」 長野「5年が経った今も、7人全員が向上心を持って今ここにいられることがとても嬉しいです。それぞれが抱えている夢もこの先も叶えていくために、7人でもっと頑張りたいなと思っています」 大倉「いろんな壁にあたって、その度に乗り越えてきて、そして今振り返ったときに爆発力のあるグループになっているなと感じます。その中でやっぱり観測者というファンの方々に支えられてここまで来られたので、これからも長く支えていただけたら嬉しいなと思いますし、僕たちも皆さんにたくさんの愛を伝えられるよう精一杯努力していきたいと思います」 小泉「グループのメンバーとずっと一緒にいたからというのもあって、すごくあっという間で充実した日々だったなと改めて思います。これからもどんどんクオリティを上げて頑張っていきたいなと思いました」 杢代「5年前までは夢のまた夢の話をみんなでしていたのが、今は少し近づいてきて、現実味が増してきて、着実にステップアップしてるなという実感があります。逆にここからが本当のスタートだなと思いますし、いろんなアイドルグループはいますけど、僕たちにしか出せないものは絶対に存在すると思うので、それを信じてこれからも活動していきたいなと思います」 武藤「デビューしてからコロナ禍になってしまって、それが大きな壁だったんですけど、エンターテインメント自体がストップしていた時期だからこそ生まれた楽曲もあって、すごく大切な時間だったなと思います。これからも観測者の皆さんを大切に7人で頑張っていきたいです」 ――5年が経って、皆さんが当初イメージしていた理想には近づいている感覚はありますか? 大倉「僕自身はまだまだ理想する自分にはなれてないんですけど、5年前の僕たちは夢ばかり語っていて、地に足をつけて進めていなかったんです。でも、さっき杢代が言っていたように夢が現実になっていく感覚はあります」 杢代「そう言われて考えると、5年前に『5年後にアリーナ立ってますか?』って聞かれたら、『立ちたいけど立てるのかな』みたいな不安が大きかったと思うので、あの頃の思っていた目標とか夢っていうのは、少しずつ近づいてきてるのかなっていうのはあるよね」 ――5年の中で特に印象に残っていることを教えてください 桜木「特定の出来事というわけではないのですが、げんじぶが1つになった瞬間が場面場面であって、それが僕の中では印象に残っています」 吉澤「僕は昨年の『LIVE 2023 -Loud&Shuffle-』が印象に残っています。そこでリーダー就任を発表したのですが、自分の人生においても大きな変化でしたし、それまではリーダーなんてやりたくないと思っていた中で、一番勇気を出した瞬間でした」 長野「げんじぶに改名して初めての『EBiDAN THE LIVE』です。自分たちのグループ名を掲げて、自分たちの曲を披露するのも初めてだったので本当緊張して...。でも、練習はめちゃくちゃしていたので、勝手に体が動いている感覚と、終わった後の記憶がない感じっていうのが、これがライブかみたいな、初めての感覚でした」 大倉「僕は声出し解禁となった『LIVE 2023 -Loud&Shuffle-』です。ようやくコロナ禍が終わったというか、緊急事態宣言が解除されてから立つステージはまったく見える景色が違ったので、今でも鮮明に残っています」 小泉「パシフィコ横浜でのワンマンライブの時です。当時の最大規模でのワンマンライブということもあって、あの景色が忘れられないんですよ。僕たちを応援してくれてる観測者の皆さんだけが集まっているという事実が嬉しかったです。しかも、当時はまだ声出しもできない中だったので、手拍子とかペンライトで盛り上げてくれる姿があの時だからこその風景だったなというのもあって印象に残っています」 杢代「僕は今年の春ツアーです。ツアーを最初から最後まで7人で駆け抜けられたのってすごい久しぶりな感覚でした。ライブのセトリも含めて、どんどん進化していきましたし、逆にパフォーマンス面でもファンの皆様に少しでも成長を届けてられたんじゃないかなと思います」 武藤「僕は去年の11月にぴあアリーナMMで行ったライブです。原因は自分にある。になってから最初にリリースした曲が『原因は自分にある。』っていう曲なんですけど、ライブ本編は『原因は自分にある。』からスタートして『原因は君にもある。』で終わるんですよ。1つのライブで自分たちのこれまでが詰まっていた印象的なライブでした」 ――5月3日にリリースされた「Mania」に続き、7月5日には「P-P-P-PERO」もリリースされますが、どんな楽曲になっていますか? 大倉「『P-P-P-PERO』という楽曲は、『エグミレガシー』というアニメの主題歌になっていて、"ペロペロポッピンクリーミーKAWAIIソング!"を掲げているんです。歌詞の中にはアニメの特徴を掴んだ言葉が入っているので、アニメの話を重ねるごとに、どんどん理解が深まる曲になっていると思います」 ――ちなみに大倉さんは声優に初めて挑戦されましたね 大倉「すごい声優の方々と一緒にやらせてもらったので、僕自身ものすごい緊張もありました。他の声優さんの方々から『エグミレガシー』の特徴的な喋り方がすごく難しいというお話も聞いていたので、大変だったんですけど、皆さんに支えられながらなんとか頑張りました」 ――アフレコはスムーズに行きましたか? 大倉「いやいや、そんなことないです(笑)。わからないことだらけで皆さんにご迷惑をおかけしたんですけど、皆さんのおかげで少し自信を持てるようになりました。またぜひ機会があったら挑戦させていただきたいなと思います」 ――HOMINIS初登場となりますので、みなさんのキャラクターを教えていただきたいです。となりの方の好きなポイントや魅力を紹介していただけますか? まずは桜木さんから見て、吉澤さんは? 桜木「もちろん、中身は素敵なんですけど、最近は本当に要人のスタイルが羨ましい(笑)。顔は小さいですし、身長も高くて、僕もこのスタイルになりたかったなって。本当に素敵なスタイルです」 ――吉澤さんから見て長野さんの魅力は? 吉澤「1つに絞るのは難しいんですけど、独特な世界観を持っているんですよ。だからこそできる彼だけのダンスがすごい魅力的だなと思います。僕ら並の人間ができないような、本当に凌大にしか踊れないダンスがあるので、見れば見るだけ魅力が出てくると思います」 ――長野さんから見て大倉さんは? 長野「まっすぐさです。自分がハマってることだったり、自分好きなものに対して常にまっすぐ向き合っているんですよ。そのまっすぐさが僕は好きです」 ――大倉さんから見て小泉さん 大倉「光咲さんは気持ちです。自分スタイルと言いますか、どこに行っても自分を曲げない感じがものすごいです」 ――小泉さんから見た杢代さんは? 小泉「ムードメーカー担当です。和人のテンションでグループ全体のテンション感が決まると言いますか。和人がたくさん喋るとみんなわーって喋り出すし、落ち着いてる時はみんな落ち着いてるみたいな感じなので、彼によって全てが決まると言っても過言ではない(笑)」 ――杢代さんから見て武藤さんの魅力は? 杢代「僕は潤くんの愛くるしい柴犬のような顔が好きです。あとは潤さんは表情が豊か。喜んだ顔だけではなくて、真剣な顔も見せてくれるんです。あと、最近は僕もお酒が飲めるようになったんですけど、酔ってきた時の顔が大好きで。ずっとにやけてるんですよ。トータル顔が好きです(笑)」 ――では最後に武藤さんから見た桜木さんの魅力を教えてください 武藤「かっこよさとキュートさの両方を持ち合わせています。あとは最年少のかわいさがいいんですよ。可愛がりたくなる感じの喜び方だったりとか、楽しんだ姿だったりとか。でも、ステージに立った時はひとりのエンターテイナーとしての顔を見せてくれる。ギャップのある子です」 ――5周年ライブ、その先のアリーナ公演に向けての意気込みを教えてください 吉澤「今回のアニバーサリーライブには配信も入るということなので、会場に来てくださる方はもちろんですけど、画面越しにも僕らの気持ちや僕らが未来に向ける熱い思いを全ての観測者に届けていきたいです。そしてその先のぴあアリーナMMでのライブに向けて、歩み続けていきたいと思っています」 取材・文=川崎龍也
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