横6メートル 地元の病院に飾られたホスピタルアート 描いた男性の思いとは
建物の老朽化に伴い新たな病棟が完成した島根県邑南町の公立邑智病院。 これに合わせてホスピタルアートが導入されました。 描いた地元の男性が作品に込めた思いとは? 【写真を見る】横6メートル 地元の病院に飾られたホスピタルアート 描いた男性の思いとは マリーゴールドの花畑に…咲き誇る菜の花。 田植え前の水を張った田んぼとそこに映る空の青、豊かな自然のコントラストが美しい田園風景です。 縦1.7メートル、横6メートルとかなり巨大な作品。 飾られているのは島根県邑南町にある邑智病院です。 建物の老朽化に伴い、本館棟が建て替えられた邑智病院。 10月から新たな病棟での診療がスタートしていますが、この病棟の新築に合わせて取り入れられたのが、「ホスピタルアート」です。 「ホスピタルアート」とはアートの力で医療機関をより快適な癒しの空間にしようというもの。 邑智病院がアート制作を依頼したのは、地元で衣料品店を営みながらアーティスト活動をしている酒井徳信さん(57歳)です。 今年2月から下絵を描きはじめた酒井さん。 半年かけ、8月末にようやく完成したといいます。 「緑の風が吹く丘で」と名付けられたこちらの作品は、邑南町の春の風景をいいとこ取りしたものなんだとか。 酒井徳信さん 「入院されてらっしゃる方が元気になればという思いと、そこで働いてらっしゃる医療従事者の皆さんにも癒しの力となれば」 「この先に産婦人科病棟・小児科病棟につながる、今から生命をつかさどるところに向かう通路に設置しておられますので、すごく元気になって退院していかれたり、出産して退院、新しい生命をここで迎えるのにこの絵がお迎えしてお見送りできるそんな役割になってくれればいいかなと思っております。」 検査室前の壁にかけられたホスピタルアート。 訪れる人々に、癒しと安らぎを与えてくれそうです。
山陰放送
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