オーデマ ピゲ、ロンジン、ブライトリング、ミナセ…今おすすめの時計8選
暑さが落ち着き、2024年の本命が次々と店頭に並び始めるこの季節。さまざまなシーンでプレゼンスを高めてくれる時計を見極めたい。 【写真はこちら】クロノグラフ、ムーンフェイズ、パイロットウオッチ…8ブランドの時計を全部チェック!
■腕元で好印象をもたらす、上質かつほどよいドレス感
LAURENT FERRIER ローラン・フェリエ パテック フィリップ出身の時計師ローラン・フェリエが手がけたビンテージ感が満載の「クラシック・ムーン」。小窓による曜日&月の表示と文字盤外周に日付表示を備えるアニュアルカレンダー機構に、北半球と南半球の月の満ち欠けを表現するムーンフェイズを搭載。手巻き、18Kレッドゴールドケース、40mm径。 VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン アンティークシルバーの文字盤カラーに、オリーブグリーンのストラップを組み合わせた「パトリモニー・ムーンフェイズ&レトログラード・デイト」のニューバージョン。6時位置には122年間も調整不要の高精度のムーンフェイズを備える。自動巻き、18Kホワイトゴールドケース、42.5mm径。 MINASE ミナセ 国産ブランドのミナセが漆工房の摂津とコラボした「DIVIDO“虹の雲”」。文字盤中央の漆地に貝の破片を施した螺鈿細工で、雲全体が虹色に染まる情景に仕上げ、工業製品にはない艶やかさを追求した。立体感とエッジの効いたケース構造が文字盤の美しさをいっそう引き立てる。自動巻き、ステンレススティールケース、40.6mm径。 A. LANGE & SÖHNE A.ランゲ&ゾーネ 「ダトグラフ・アップ/ダウン」にブルー文字盤が初登場。アイコニックなアウトサイズデイトに、クロノグラフ計測をリセットすると間髪入れず再計測するフライバック機構を有し、6時位置にはモデル名の由来にもなった約60時間のパワーリザーブ表示を備える。手巻き、18Kホワイトゴールドケース、41mm径。
■スポーツに芸術鑑賞に旅行に、シーンごとに時計を合わせて秋を満喫
BREITLING ブライトリング 「ナビタイマー オートマチック GMT 41」は、パイロットウオッチの名作にGMT機能を備えた新作。アイコニックな回転計算尺は残しながら、クロノグラフをなくした分だけ薄型ですっきりとしたデザインに。アイスブルーの文字盤はブルー系の針にするなどモダンにアップデート。自動巻き、ステンレススティールケース、41mm径。 AUDEMARS PIGUET オーデマ ピゲ スモークディープレッドのダイヤルが目を引く「ロイヤル オーク オフショア ダイバー」。ホワイトゴールドケースとブラックセラミックベゼルの力強いツートーンデザインに、10時位置のリューズで操作するインナー式の回転ベゼルを備える。30気圧防水。自動巻き、18Kホワイトゴールドケース、42mm径。日本限定100本。 LONGINES ロンジン GMT機能を搭載するパイロットウオッチ「ロンジン スピリットZulu Time」にチタン仕様が追加された。グレード5チタンをケースとブレスレットに採用しており、絶妙な色味と質感が美しく、着用すると軽さを実感できる。39mmの小径ケースはフィット感に優れ、日常使いしやすい1本だ。自動巻き、チタンケース、39mm径。 GIRARD-PERREGAUX ジラール・ぺルゴ ケースからブレスレットまで、すべてチタンを採用した「ロレアート クロノグラフ Ti49」。高品質なグレード5のチタンを使い、ベゼルの台座や中央のリンクにポリッシュ仕上げを施すことで上質感を演出。クル・ド・パリ装飾のグレー文字盤も美しい。自動巻き、チタンケース、42mm径。 [THE NIKKEI MAGAZINE 2024年9月15日号の記事を再構成]