【とこなめボート・ヴィーナスS】三浦永理 今年5Vへ苦手意識も決定力不足も振り払う
<4日・とこなめボート・5日目> 三浦永理は準優11Rをきっちり逃げてベスト6入り。前節の地元浜名湖に続く2節連続の優出を決めた。「前半は舟がバタバタして良くなかった」という課題も「合わせられていて、(ターンの)入り口も出口も準優が乗り心地が一番良かった」ときっちりクリア。自身の生命線でもある回り足を引き出し、機力の底上げにも成功した。 これでファイナル入りは今年15度目。優出ラッシュが止まらない一方で「最近は優出は多いけど、前節の浜名湖もそうだったし、なかなか優勝できていない」と詰めの甘さを嘆く。さらに迎える優勝戦は2号艇だが、「昔は好きな時もあったけど、最近の2コースは一番嫌いかもしれない」とポロリ。それでも「今回は(前節の)リベンジがしたい」ときっぱり。Vへの意欲はみなぎっている。 「小野選手もいいし、もうひと足が欲しいですね。とりあえずペラ調整で何かくればいいな」。苦手意識も決定力不足も払拭して、今年5度目のVをつかみとる。