西岡隆成と森ひかるがパリ五輪内定/トランポリン
今夏のパリ五輪の代表選考会であるトランポリン・グランドチャンピオンシップ(TGC)が12日、群馬・ヤマト市民体育館前橋で行われ、男子は、昨秋の世界選手権で銅メダルを獲得した西岡隆成(20)=近大=が、女子は2019、22年世界選手権覇者の森ひかる(24)=TOKIOインカラミ=が、東京に続く2大会連続の五輪出場権を獲得した。 初の五輪を決めた西岡は「今まで通り、パリオリンピックのメダルを目標として頑張っていこうと思います」と意気込んだ。森は「パリオリンピックの代表に決まったことをすごくうれしく思います。自分の気持ちに正直に、今できることを精一杯。頑張りすぎず、頑張りたい」と笑顔を見せた。 西岡は世界選手権の結果で、森はW杯などの結果でオリンピックランキングで上位に入り、日本の出場枠を獲得。そのアドバンテージとして、西岡は121・680点が与えられていたため、今回の選考会の得点を同得点に置き換えることができた。その結果、118・990点でTGC1位だった石川和(25)=ヒロセホールディングーの得点を上回り、代表に内定した。