元世界1位のウォズニアッキとケルバーが4回戦で母として初対決へ [WTAインディアンウェルズ／テニス]

「BNPパリバ・オープン」（アメリカ・インディアンウェルズ）で4回戦に進出したカロライン・ウォズニアッキ（デンマーク）（Getty Images）

　WTAツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」（WTA1000／アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ／3月6～17日／賞金総額925万8080ドル／ハードコート）の女子シングルス3回戦で、元世界ナンバーワンのカロライン・ウォズニアッキ（デンマーク）が同じくワイルドカード（主催者推薦枠）で出場したケイティ・ボリネッツ（アメリカ）を6-2 4-6 6-0で振りきりベスト16進出を決めた。 ～BNPパリバ・オープンで16強入りを決めた2011年大会チャンピオンのウォズニアッキ選手～ 　序盤からリードして第1セットを先取したウォズニアッキはワンブレーク差で第2セットを取り返されたが、第3セットに入ると1ゲームも落とさず6ゲームを連取して2時間10分で勝利を決めた。 　2011年大会チャンピオンのウォズニアッキは次のラウンドで、第17シードのベロニカ・クデルメトワ（ロシア）を6-4 7-5で破って勝ち上がった元世界ランク1位のアンジェリック・ケルバー（ドイツ）と対戦する。両者は過去15戦して8勝7敗とケルバーが勝ち越しているが、お互いに母となってからは初対決となる。 　この日プレーしたトップ10プレーヤーは第1シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド）が第26シードのリンダ・ノスコバ（チェコ）を6-4 6-0で下して16強入りを決めたが、第7シードのマルケタ・ボンドルソバ（チェコ）は棄権したため第31シードのマルタ・コスチュク（ウクライナ）が不戦勝で4回戦に駒を進めた。 　そのほかの試合では第13シードのジャスミン・パオリーニ（イタリア）、第22シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ（ロシア）、第28シードのアナスタシア・ポタポワ（ロシア）、ユリア・プティンセバ（カザフスタン）が3回戦を突破した。 　シード対決ではパブリウチェンコワが第12シードのベアトリス・アダッド マイア（ブラジル）に2-6 6-4 6-3で逆転勝利をおさめ、パオリーニがドバイ（WTA1000／ハードコート）の決勝で戦った第21シードのアンナ・カリンスカヤ（ロシア）を6-3 3-6 6-4でふたたび倒し、プティンセバは第18シードのマディソン・キーズ（アメリカ）を6-4 6-1で退けシードダウンを演じた。 　4回戦ではシフィオンテクがプティンセバと、パオリーニがポタポワと、パブリウチェンコワはコスチュクと顔を合わせる。