早ければ8日には初物が店頭に…ズワイガニ漁解禁も2日続けて時化で出港見合わせ 競り人も水揚げ心待ちに
石川テレビ
6日午前0時に解禁されたズワイガニ漁。しかし、初日はしけのため延期。今夜も引き続き出港が見合わせとなりました。 日本海の冬の味覚を代表するズワイガニ。毎年11月6日の解禁初日は港が一気に活気づきますが… 三木記者: 「午後3時の金沢港です。本来ならズワイガニ漁を終えた船が戻ってくる時間ですが、きょうの港は閑散としています。」 今年はしけのため初日の漁は県内8つの支所全てで延期に。今夜も、海上の波が高いことから2日連続で 出港の取りやめが決まりました。 県漁協おさかなマイスター 高岩信広さん: 「7時30分のセリに向けてここで色々やっている時間ですけど、本来なら」「多くの方から輪島のカニや石川のカニを食べて応援したいという声を聞いていましたので、きのう出られなかったのはすごく残念です」 年間の1割近い売り上げを1日で稼ぐと言われるズワイガニ漁の解禁日。能登地方からもカニが集まるかなざわ総合市場の去年の初セリでは… 雄のズワイガニ、加能ガニの最高級ブランド「輝」に1匹300万円の値がつきました。今年は、輪島港の漁船が地震以降初めて漁を再開する特別なシーズン。県漁協にもカニを購入して復興を応援したいという声が多く寄せられているということです。 県漁協おさかなマイスター 高岩信広さん: 「少し数量規制しながら水揚げしていこうということは聞いています。その分しっかりした値段がついていけばいいなと思っています」「私どものセリ人も一生懸命いい値段がつくように日々頑張っておりますけど、やはり最終的には消費者の方が食べて応援していこうということで値段が決まっていきますので心からお願いしたいところです」 今のところ、あす7日は大半の漁港で出港ができそうだということで早ければ、あさって8日の金曜日には初物のズワイガニが店頭に並びそうです。
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