関東は夕方から所々で雪や雨 関東南部で初雪か 降っても一時的 空気の乾燥は続く
関東地方は、今日18日(水)の昼間は晴れて空気がカラカラに乾燥しています。夕方以降はシアーラインの影響で、平野部でも所々で雪や雨が降り、関東南部で初雪となる可能性があります。ただ、降っても一時的で積もることはないでしょう。
関東地方 夕方以降は雪や雨の所も 降っても一時的
今日18日も冬型の気圧配置が続き、関東地方では昼間は乾燥した冬晴れとなっています。14時半までの最小湿度は東京都心で28%、千葉市で26%、熊谷市や前橋市で29%と空気がカラカラとなっています。 夕方以降はシアーライン(風と風がぶつかる所)の影響で、平野部でも所々で雪や雨が降るでしょう。東京や横浜など関東南部でも初雪となる可能性があります。ただ、降っても一時的で、積もることはないでしょう。
冬晴れの日が多い 空気の乾燥した状態が続く
明日19日(木)は関東地方では広く晴れますが、千葉県など沿岸部では夕方まで雪や雨の降る所があるでしょう。降り方が強まることはない見込みです。 20日(金)は午前中を中心に晴れるでしょう。午後は雲が増える見込みです。21日(土)は低気圧の影響で沿岸部を中心に雨や雪が降るでしょう。降り方が強まることはなく、降る時間も長くはない見込みです。空気が潤うほどの雨にはならないでしょう。 22日(日)以降はまた冬晴れが続き、空気がカラカラに乾燥するでしょう。火災が多くなっています。火の取り扱いにはいっそうご注意ください。感染症やお肌のトラブルにもお気をつけください。
空気が乾燥 火事を防ぐには
空気が乾燥するこの時期は、火災発生のリスクが高まります。火災を防ぐポイントは、以下の通りです。 ① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。 ② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。 ③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。 ④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。 もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。
日本気象協会 本社 吉田 友海