マレーシア9月輸出は前年比0.3%減、予想外のマイナス 6カ月ぶり
[クアラルンプール 18日 ロイター] - マレーシア国際貿易産業省が発表した9月の輸出は、前年同月比0.3%減少し、ロイターがまとめたエコノミスト予想(7.6%増)に反して減少した。 石油製品、電気・電子製品、鉄鋼製品の輸出減が響き、6カ月ぶりのマイナスとなった。 鉱業製品の輸出は前年同月比7.8%減の73億3000万リンギ (17億ドル)。原油輸出が数量・価格ともに押し下げられたという。 一方、農産物の輸出は前年比10.9%増の90億リンギと、6カ月連続で伸びた。 国際貿易産業省は「パーム油とパーム油を使った農産物に対する堅調な需要に押し上げられた」と分析した。 9月の輸入は前年比10.9%増、予想は21.7%増だった。 9月の貿易収支は131億9000万リンギ(30億6000万ドル)の黒字。予想は95億リンギの黒字だった。