55歳市職員がトイレに小型カメラ、女性を盗撮 停職6カ月処分「管理職になりストレス」
滋賀県近江八幡市は19日、建造物侵入と性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の罪で大津簡裁から罰金70万円の略式命令を受けた同市の課長補佐級職員(55)を、停職6カ月の懲戒処分とした。職員は同日、依願退職した。 【写真】逮捕時の男「カメラ付けるためトイレ入った」 管理監督責任として、50代の男性課長を文書訓告とした。 市によると、職員は10月30日、市役所施設の女子トイレのトイレットペーパーホルダーに小型カメラを設置し、複数の女性職員を撮影。同31日に近江八幡署に逮捕された。市の聞き取りに、職員は昨秋以降、6回ほど盗撮したと認めた上で「管理職になり、さまざまな仕事をしなければならず、ストレスがたまっていた」と話したという。小西理市長は19日の会見で「市職員としてあってはならない非行で、痛恨の極み。深くおわびする」と陳謝した。