乃木坂46 3日間計3万6000人動員、過去最大規模の「35thSGアンダーライブ」完遂!
その勢いのままエンディングに入るのかと思いきや、筒井の「私にとって大切な曲。皆さんに届きますように」というメッセージに続いてバラードアレンジが施された「夜明けまで強がらなくてもいい」で場の空気を一変させる。筒井をはじめ、ステージに立つメンバーたちの感情たっぷりの歌声は、観る者すべての心を鷲掴みにし、感動的な空間を作り上げていった。 最後の曲に入る前、座長の筒井は「初めての座長という立場で、自分に何ができるのかなと悩んでいたんですけど、そんな悩む必要はありませんでした。みんな一人ひとりできることをやって、この場所を守るために頑張っていて、そんなみんなで今日まで作り上げてきました」と自身の思いを吐露。 続けて「新しい自分に出会えるかもしれないというワクワク、ドキドキで始まった35枚目シングル期間。私は自分のことがより好きになりました。尊敬するメンバー、大好きなスタッフさん、応援してくれているファンも皆さん、誰かひとりでも欠けたら成り立たなくて、そんな貴重な、奇跡のような瞬間を過ごしています。4期生、5期生だけのアンダーライブ、一人ひとり葛藤があったと思います。でも、その葛藤や不安をつぶすぐらいアンダーライブへの熱い気持ちがありました。その気持ちを頼りに今日まで来ました」と素直な気持ちを伝える。最後に「尊敬する先輩が、私に名付けてくださった革命児という言葉」と卒業生の齋藤飛鳥がかつて名付けたキャッチフレーズに触れ、「乃木坂46に革命を起こせる人になりたいです。頑張ります」と宣言してから深々とお辞儀してみせた。
そして、会場が温かい拍手に包まれたところで、最後に35thシングル・アンダーメンバーのオリジナル曲「車道側」を披露。全力のパフォーマンスを終えると、筒井は涙ぐみながら「ここにいる15人、みんなで頑張りました。私たちの熱意、伝わりましたか?」と口にし、最後に感謝の言葉を伝えてステージを降りた。