鎌田大地に伊解説陣が大興奮!「本当に別人。最高に素晴らしい。6番が完全な試合」ボランチ2人がカギを握ったラツィオの一戦を徹底分析! | セリエA
伊解説陣が絶賛の1プレー
スコアレスのまま進んだ66分、ラツィオ先制の絶好のチャンスが訪れた。鎌田は相手のスローインからボールを奪うと、左サイドからエリア内に侵入。逆サイドのペドロへグラウンダーのクロスを入れたが、スペイン人FWは枠をとらえることができず、2人は天を仰いだ。 マンチーニ氏は鎌田のラストパスを称賛。「うっとりするような素晴らしいカマダのアシストだった。サッリの下でほとんどプレーしていなかった選手とは本当に別人だ。間違いなく自信を持ってプレーしているし、うまく使われている」と語ると、ラツィオOBも、この1プレーを絶賛した。 「カマダは全てを最高にうまくやっていた。スローインのボールの読みがいかにうまかったかを見てくれ! ボールを回収し、縦へ推進して適切なボールを送った。これはトゥドルのチームのビッグチャンスだったよ。カマダは最高に素晴らしかった。確かに彼はうまく使われている部分もあるが、スローインを読み解き、ボールを回収する準備ができているメンタル状態にあることにも注目するべきだ」 ラツィオは72分、鎌田とマッティア・ザッカーニの2人で相手選手にプレスをかけてボールを奪うと、ザッカーニがルイス・アルベルトとの連携から先制点を奪った。バッザーニ氏は「強烈なカウンターだ。守備から攻撃へと切り替え、模範的なカウンターだった」とコメントしている。
完全な試合を演じたラツィオの6番
87分、フェリピ・アンデルソンに代わってマティアス・ベシーノが投入されると、鎌田はトップ下へと移動。90分に左サイドでザッカーニからリターンを受けると、深い位置まで侵入して相手のファウルを誘い、フリーキックを獲得した。 マンチーニ氏が「カマダはゴールへと向かっていた。相手にイエローカードが出ても良かったね」と語ると、バッザーニ氏も同意。「その通りだ。しかしラツィオの背番号6番は今日、完全な試合を見せた!」と称賛した。さらにゲンドゥージとのコンビについて「2人のボランチは、攻撃面においてラツィオにプラスアルファの何かを与えたように見える」と評価した。 試合情報 モンツァ vs ラツィオ 試合時間:2024年5月5日(日)日本時間1:00 会場:U-パワー・スタジアム