ともに日本代表の石川祐希(左)と高橋藍

　バレーボールのイタリア1部ペルージャとSVリーグ・サントリーのビックマッチの詳細が明らかとなった。 　海外メディアは2025～26年シーズンの開幕前に、ペルージャが日本で試合を行うと報道。ポーランド人で数々のスクープを世に発信してきたヤクブ・バルセルザック氏は、自身のX（旧ツイッター）でサントリーと2度対戦する可能性が高いとの見方を示していた。 　ペルージャにはパリ五輪代表の主将・石川祐希、サントリーにも同代表の高橋藍が在籍。ダブルエースの直接対決に期待が高まる中で、ある関係者は取材に対し「サントリーの栗原圭介ゼネラルマネジャー（GM）などがイタリアを訪問した」と証言。現地ではペルージャのジーノ・シルシ会長らと面会したという。 　イタリア紙「ウンブリア・クーリエ」には栗原GMとシルシ会長らの写真を掲載。「大阪のクラブ、サントリーのゼネラルマネジャーらはシルシ会長と会談し、市長やスポーツ部の担当者ともじっくりと話をした」と明かした上で「日程はまだ正確には決まっていないが、ペルージャは25年10月に来日するはずだ。W杯後でイタリア・スーパー杯とリーグ戦の開幕前だろう」と伝えた。 　その上で「サントリーとの対戦は2試合予定されている。試合は東京の体育館で行われる。日本代表の主将で日本のファンから絶大な人気を誇る石川の存在、そして、ポーランドのシリフカ、ロシアのムセルスキー、高橋といった有力選手が所属し、多くのファンを誇るサントリーの試合はチケットの完売が予想される」とつづった。 　最後には「バレーボールへの関心が世界的に高まっているからこそ、実現したカードだ」と分析。世界から大きな注目を浴びることは間違いなさそうだ。