福島駅西口 活気戻そう 市民有志が一念発起 青空市、空き倉庫改装、飲食店開業 ヨーカドー閉店後周辺店売り上げ減
岩瀬書店福島駅西口店の直近1カ月当たりの売り上げは閉店前より10~20%減少。午後9時までの営業だが、午後7時30分以降はほとんど客がいないという。 地元の太田町六華町町会長の小笠原貞夫さん(84)は閑散とする地域に寂しさを感じており、広大な福島店跡地に集客施設などの開業を望む。市民有志による新たな動きには「若い人が現状を理解し、盛り上げようと動いてくれるのはありがたい。町内会としても力になりたい」と話す。 福島駅周辺の催しは東口開催の場合が多く、市は5月、従来は東口で開いてきた催しの会場を今年初めて西口にも設けた。民間団体への経費補助制度も設けているが、西口での企画は少ないのが現状。市民や有識者でつくるまちづくり検討会は今後、西口活性化に関する議論に入る。