AE86の魅力をよみがえらせるために【1】家族を優先して一度は下りたAE86。他のクルマに乗ってもピンと来なかった
【AE86の魅力をよみがえらせるために vol.1】 AE86というとどうしても頭文字Dのイメージが強く、スプリンタートレノが先に想像されてしまう。しかしながら、販売当時人気が高かったのは実はカローラレビンの方。さらに3ドアハッチではなく2ドアは本気で走りたい人の硬派なものだった。 【画像28枚】リアガラスにはRSワタナベのカッティングシートが貼られ、ホイールの選択が明らかに。マフラーはフジツボのレガリスRのを装着。エンジンは消耗品のみの交換で基本は手つかず。20バルブへの換装を望んでいる オーナーが最初にAE86を手に入れたのは19歳のときだったという。手に入れたのはトレノGTVの白黒2トーン。毎日のように走り回り、自分で手を入れ楽しんでいたというが、乗り始めて1年半後、とある峠で横転。廃車となるのは免れたが、自分でコツコツと直す日々に。その作業もまた楽しかったのだが、そこに結婚という大仕事が待っていた。結婚を前にしてこのままAE86に乗り続けるか、奥さまのためにファミリーカーに乗り換えるかの決断を迫られることになったのだった。 もちろんオーナーは家族を優先し、奥さま、そしてその後生まれることになる子供のために約4年所有したAE86を手放すことに。 子供の成長に合わせて、さまざまなクルマを乗り継いだが、そのほとんどのクルマを1年程度しか所有することはなかった。 「どうしても自分にピンとくるクルマがなかったのです」とオーナーは語った。 初出:ハチマルヒーロー 2017年9月号 Vol.43 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部
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