今垣光太郎、エース機と肩を並べる17号機ゲットも疑心暗鬼【尼崎ボート・SGグランドチャンピオン】
◇24日 SG「第34回グランドチャンピオン」前検日(兵庫県・尼崎ボート) 現行エンジンがお披露目となったのは4月23日。まだ使用後2カ月ほどで、本体整備も解禁になったばかりと相場は不透明。そんな中、エースと呼ばれる11号機は磯部誠(33)=愛知=に渡ったが、肩を並べる威力を備えると言われる17号機は今垣光太郎(54)=福井=が手中にした。「悪くはないけど、出て行く感じではなかった」と、まだ疑心暗鬼の表情。初戦は3Rと出番は早い。果たして調整は間に合うのか。 好素性18号機の寺田祥(45)=山口=も「これで大丈夫なのか。全然良くなかった」とがっくり。山崎郡も低実績の33号機に「全然駄目です。これじゃ普通もない」と肩を落とす。 一方、厳しい言葉が予想された23号機の石野貴之(42)=大阪=だったが「まだペラをパパッと叩いただけ。タイムもいいし悪くないね」とにんまり。一番時計をマークし、確信を深めたようだ。同じく2連対率30%を下回る46号機を引いた片岡雅裕(38)=香川=も、表情は明るい。「走り出せば悪くないですね」と心配する雰囲気はなし。やはり使用2カ月では、数字を全面的に信用することは危険だ。田村隆信(46)=徳島=の9号機は2連対率35・7%と微妙な位置。「前走の選手が良いコメントを残したらしいね。乗った感じはこのままでも大丈夫な雰囲気があった」と早くも戦える準備が整ったことをアピールした。
中日スポーツ