シカゴ連銀総裁、FRBは政策の「再調整」必要-インフレ上振れで
(ブルームバーグ): 米シカゴ連銀のグールズビー総裁は、想定を上回るインフレデータが続いたことを受けて、金融当局は政策を「再調整」する必要があるとの認識を示した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先週実施したインタビューで語った。
総裁は、「いつも言っていることだが、単月のデータを重視することはない。だが3カ月続いているということは、そこに真の状況を示すデータが少なくとも1カ月は含まれているということだ」と発言。「インフレ率は6、7カ月にわたって非常に大きく改善し2%に近づいたが、その後になってその水準を大きく上回るデータが示された。われわれは政策を再調整し、様子を見る必要がある」と述べた。WSJが25日、インタビュー記事を配信した。
シカゴ連銀総裁、利下げ前に一段の時間必要-インフレの進展失速 (1)
グールズビー総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持たない。
原題:Fed’s Goolsbee Says Central Bank Needs to ‘Recalibrate’ Policy(抜粋)
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Reade Pickert